休み

LIVE/アンジェラ・アキ「MY KEYS TOUR 2007 〜サクラ色〜 ピアノ弾き語り単独ライブ。」
場所/福岡サンパレス
連番/相方



ちょっと遅くなりましたが、相方と14日に行って来たアンジーのライブ感想です。
この日は、前日の雷雨が嘘のような澄み渡る晴れで、ほんとライブ日和でした。
今日は、久しぶりのサンパレスなので、指定席だし、昼から、相方とお互い行きたい店なんかを
ブラブラしながら、向かいました。
15時ぐらいに一度、会場の前を通り過ぎた時は、ポツポツとしか居なかった人たちが、
開演前の17時頃に着いた時には、思わず天神まで行ってしまうのではないかという行列が出来てました!!
しばらくその行列を見てみると、男の人、女の人、若い人もいるし、
それに連れられて着てるご婦人も多々いました。
オレは、普段からいろんなライブに行くので、ファン層は、いつもバラバラです。
男ばかりだったり、ギャルばかりだったり、ゴスロリな感じだったり、
子供達が多いこともあったりしますね!
まぁ、それでいろんな場の雰囲気を楽しめるので、それがまた面白かったり。
まぁ、そんなとこで、行列の一番後方に並ぶと何やら、チラシを配る団体が!
何とアンジーのオフィシャルファンクラブの方々が今日のライブを成功させる企画を
作ったらしく、それに協力してもらおうと製作されたチラシを
一枚一枚、声をかけて並んでる方に配っているのだ。
チラシを見ると盛り上がるのが想像出来る企画がいくつも書かれていた。
会長さん?による企画の説明もされた。
こういうのを配るのは、良く見るけど、自ら声を張り上げて
説明をするっていうのは、なかなか見かけないことで、ほんとに今日のライブを成功させたいという
思いがひしひしと伝わった。
んで、30分くらい並んで、入場。
本日は、1階6列目中央付近。今までのサンパレス参戦でも
一番最前列だ!(昨年8/18を除く)
すぐに座って、会場の雰囲気を慣らす。ステージには、ピアノが一台置かれているのみで、
半分を暗幕が覆っていた。こういう形態を見るのは初めてで、それだけでも新鮮に感じた。
んで、18時を10分ほど過ぎたところで、会場が暗転。
みんなによる「アンジーチャチャチャ!」というコールが響くなか、アンジー登場!!
普通にシットリと歩いてきて、そのままピアノに座る感じは、どこかのコンサートの
ピアノ発表会のような始まりだった。
一曲目「A Song For You」
最初の一音、アンジーの声で、それまで騒がしかった会場の色が一気に変わった!
何だろう?ステージには、たった一台のピアノとたった一人で歌うアンジー
それでも、会場に詰め掛けた3000人余りの人たちの耳一人一人に語りかけるような歌声。
二曲目の「HOME」は、オレが好きな曲でもあるので、一気に心が飛び出さんばかりの高揚感が自分を包んだ。
そして、MCが入る。そうアンジーのライブは、ライブパフォーマンスも最高だけど、MCがまた面白くて
楽しい。
ファンから届いたメッセージを紹介して、それについての考えをみんなで共有したり、デビューが遅かった為に
今までの苦労話や経歴の話が凄く豊富で、聞いているオレは、人生の先輩としても凄く尊敬出来る存在だと改めて思った。
そういう話をしたかと思うと、昨年の紅白に出たときにミーハーな自分を物凄く露呈してしまった話とかが最高だった。
憧れの「徳永英明」さんに挨拶したときに「中学からずっとファンで、曲もほとんど聴いてます!」っと言ってしまって、
実際、ほとんどって言ったら、ファンのくせに全部じゃないように捉えられるし、
凄く失礼になってしまったとか「好きな曲は、壊れかけのラジオ」って、物凄く日本語読みしてしまったとか、
徳永さんが好きといいながら、絢香さんや大塚愛さんなどとも、浸しい一面もあり、
そういう話をオーバーアクションで、怒涛の如く話すので、曲とのギャップが凄い良かった。
そして、オレがアンジーの存在を知るきっかけになった「Kiss Me Good-bye」
それは、FF12からだけど、オレが働いてるお店のコーナーを担当することになって、
アンジーのことは、FF12の挿入歌を歌う人ぐらいで、実際、PVや曲を聴いてみて、
POPやジャズが織り交ざったような今までに無い感じが最初の印象だった。それからは、日頃聴くPOPな曲に疲れたときは、
限ってアンジーを聴くようになって、すっかりはまってしまった。
そして、次の曲に行く前にアンジーのライブでは、恒例らしい「英語でしゃべらナイト」コーナーへ。
そう、タイトル通り、NHKで放送されていて、アンジーもゲスト出演している番組を題材にして、
他のアーティストの英語詞を、歌って再認識しようってコーナー。
今回はマドンナの「Like A Virgin」
まぁ、ネタバレになるので、話しませんが、ここで、あんな歌もこんな歌も披露されました。
でも、こうやって、大きな会場でもファンが一緒に参加出来るようなコーナーがあるっていいですね〜
んで、めざましテレビで流れている新曲「Again」
この曲は、ポジティブな曲なので、思わずノリノリになってしまって、曲が終わる頃には、
皆さん総立ちで手拍子でした!
そして、大袈裟に「愛してる」〜「心の戦士」までの
流れは、ステージの演出と曲の融合が壮大で、圧倒されました。
相方が好きな「This Love」では、思わず聴いてて涙する相方の姿が目に映り、オレも少しもらい泣きしちゃいました。
ライブで泣くなんてのも今まで、ほとんど無かったことですよ。
そして、最新曲の「サクラ色」
アンジェラがワシントンで生活していた時のことを思い出して綴っている曲です。
挫折したけど、夢を追いかけることを忘れなかった日々を遅咲きのデビューながら、
夢を一つ叶えた彼女が歌うって言うのは、凄く考え深いものがありますね。
そして、この晴れ渡るような曲調。めちゃめちゃいい曲です!
ここでは、開場前に配られた企画が成功して、いつの間にか凄くアットホームな会場が完成してました。
アンコールは、地元が福岡の人ということで、KANさんの「愛は勝つ」ここでも、みんなで大合唱!!
アンジーは、みんなをのせるのも上手いです。最後は、これまた新曲の「孤独のカケラ」
とても静かな曲でしたが、ピアノの弾き語りだからこそ表現出来る世界観でした。発売が楽しみです。
そんなこんなで、あっという間の2時間半足らずでした。
いつもは、弾けることばかりが優先のライブばかり参加しているので、
こういうシットリなライブは、どうしても敬遠しがちなんですが、アンジーの場合は、
シットリだけじゃなく、↑で書いたとおり、面白くもあり、楽しいし、何よりもサンパレスのような広いホールでも
凄く小さな所に感じてしまうくらい着飾らないアンジー
そこから繰り出される圧倒的な歌唱力は、聴いててまさに「感動」でした。
ファンになって、本当に良かったと思えるアーティストにまた一人出会えたことが嬉しく思えた日でもありました。
また福岡来た時は、行きます!!