ハウルの動く城

ハウルの動く城」をやっと見れました。
映画館で見ようと思ってたんですが、あれよあれよという間に、公開終了しまして、
やっとDVDで見ることが出来ましたよ。
うちの店でも先日の発売日から、売り上げを伸ばしてます。
さすがって感じですわ!
で、観た唐突な感想としては、何か勿体無い感じでした。
原作は、読んだことないんですが、場面場面の画のキレイさや表現力は、
今回も素晴らしいものがあります。
でも、全てにおいて、盛り上がり的なとこがないのです。
伏線とかも多かった分、もっとキャラクター一人一人のサブエピソードなんかも
入れてくれないと感情移入しにくいですし。
特におばあさんにされてしまったソフィーが明るすぎて。
それがいいのかもしれませんが、もうちょっと悲壮感とかあったほうが
良かった気がします。
声優的には、ハウルのキムタクは、いいとして、ソフィーの若い時も年取った時も
倍賞千恵子さんが声優っていうのがちょっとあれでした。
しっかし、カルシファーの我集院さんは、千と千尋のカエル同様マジ神でしたよ!
う〜ん、総合的に見て、やっぱり、「ナウシカ」や「ラピュタ」のような作品は、
もう作れないんですかね?
今回は、久しぶりにファンタジックな感じだったので期待してたんですが。
何だか、シリーズを増すごとに壮大になっていくけど、
それを生かしきれてない、ドラクエみたいな感じです。
手間と時間がかかる分、期待も大きくなるわけで…
でも、宮崎監督の見ててほのぼの出来る雰囲気の作品好きなので、
結局、次回作も期待してしまうんですがね…。