オフのホークス/井口メジャーへ!!

つ、ついに来てしまった、ホークスが誇るセカンド「井口資仁」選手が
さらに高みを目指す日が…
思えば、6年前、僕が、ホークスというチーム、いやプロ野球に興味を持ったのは、
紛れもなく、井口のプレーを初めて目の当たりにした時からだからだ。
こんなにも野球の基本である「走・攻・守」が揃った選手が僕の地元のチームである
ダイエーにいるんだ!
そう思ったら、僕がホークス、そして、井口のファンになるのも時間は、
さほどかからなかった。
それから、井口のプレーを見るために球場やTVにかじりつく日々が続いた。
いつも、ここぞという時、必ず何かやってくれる、そんな選手。
盗塁の基本は「ピッチャーの癖を見抜くことですよ!」そう言って、
当たり前のように盗塁を成功させる。
スランプに陥った時も、すぐに軌道修正し、復活する。そんな機転の利く選手。
セカンドを守らせれば、右に出るものは、いない。
さらにこの数年の成長率は、凄いものがあった。
一番は、右方向へ強い打球を飛ばせるようになったのが大きいのだろう。
そんな井口にチームは、何度救われたことか…


そして、幾度とない壁に突き当たりながら、
紛れもない、ホークスの3番に育った井口。
初めて、ホークスがリーグ優勝を果した時に
「井口」「小久保」「松中」で、確立された和製クリンナップ。
「小久保」が抜け「井口」「松中」「城島」の新生クリンナップに
なってからも井口の3番だけは、変わらなかった。
それだけ、王監督の信頼も強いし、井口で始まるクリンナップには、
どこのチームも恐れをなしていたに違いない。

そんな男が、今季の最終戦、vs日ハム戦。回は、12回裏、井口の見事なサヨナラHRで試合を決めた。
ルーキーイヤーの1997年のデビュー戦で、史上初の新人の初試合でのグランドスラムを飾った男の成長した姿が、そこにはあった。
さらに先日行われた、プレーオフ第一戦、クリンナップ3打者の見事なHR共演!
まさに夢を見ているようだった。
紛れもなく、それは、井口がいるホークスの
僕らファンへの餞の一打だったに違いない。

話は、前後するが、
井口は、ずっとオフになるとメジャーへの話を球団に持ちかけていた。
しかし、球団側は、井口のチームに対する貢献度を高く評価していて、
頑ななまでにこの申し入れを拒んできた。
僕自身も、まだまだ井口には、日本でプレーしてもらいたいし、ホークスでの活躍をずっと見続けていたい。でも、ここは、井口のことを応援する一ファンとしては、彼の夢である「メジャー行き」なんだし、心から祝福したい。
とりあえず「ヤンキース」への移籍が濃厚らしいが、
僕は、メジャーのことをほとんど知らないので、井口が希望すれば
チームは、どこでもいいと思う。
出来るなら、井口が所属したチーム、そして、メジャーのことも
また井口を通して、知っていければ、この上ないことだし、
これからもずっと井口ファンということを誇りにして、応援していきたい。
そして、井口には、ホークスで初めてのメジャー行きを手にした選手として、
また、日本一の名プレーヤーとしてメジャーの歴史に名を刻んで欲しい。
そして「生涯!ホークス!」という言葉を忘れて欲しくない。
きっとまたいつか福岡の球場で「3番 セカンドフィールダー 井口資仁 背番号7」
という場内コールが聞ける日が来ることを信じてます。



…しかし、またまた「自由契約」とは、如何なものか?!
昨年の小久保に続き、無償提供ですか?!ありえませんわ。
しかも、昨年は、村松も抜け、今季は、バルデスを解雇。
2年連続の主力選手放出。
これじゃ、ホークスという球団は、
王監督が、選手を育成するだけの選手育成工場になってしまいます。
もう、ダイエーというフロントに不信がさらに高まるもんです。
これ以上、夢のある球団ホークスの名を汚さないで下さい。
早く、どこか違う企業の皆様、ホークスを買い取って欲しい!!